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蒲田中央整骨院のブログ


 11月の初雪
投稿:yamada

東京は54年ぶりに11月という早い段階での初雪。


今朝は朝から雪で通勤電車も遅れていました。

雪の日といえば足元がおぼつかなく転倒する方が増えますのでお出かけの際は足元を気をつけてお出かけ下さい。


また、気温も昼過ぎまでは1℃を切るような寒さですので、防寒対策をしっかりしましょう。


それにしても、先週の最高気温が21℃と暖かい日があったと思ったら、今日は真冬並み……



2016年11月24日(木)

 豆類とダイエット
投稿:yamada

豆類を1日130g摂取すると自然と体重が減少すると「American Journal of Clinical Nutrition」で報告がなされています。


この報告では6週間食べ続けることで体重が減少したのですが、どれくらい痩せたのかは次の3択から正解と思うものを選んでみましょう(上記の論文に書いていますが見ないことにしておいて下さい)。


1.360g     2.1800g     3.3600g



豆類130gは日本人なら意外と簡単に摂取できる量かもしれません。

例えば納豆1パックは40gなので、毎食食べる方なら他の大豆製品を摂っているなら、すぐに130gは超えるでしょう。


ただし、大豆に含まれている大豆イソフラボンの摂取目安量の上限値は1日に75mgとされています。納豆1パックには36mg、豆腐一丁(300g)には60mg含まれていますから、納豆なら2パックが摂取目安量の上限となります。


また、大豆に含まれているフィチン酸は食物繊維に含まれるのですが、取りすぎることで腸からのミネラル吸収を阻害する働きを持ちます(納豆などの発酵されたものはフィチン酸は減りますが…)。


このようなことから、痩せるために大豆製品を必要以上に多く摂るのは良くない可能性があります。


ここで、先ほどの質問の答えの発表で、答えは「1」の360g痩せたが正解。


無理して大豆製品を摂るより、やっぱり、食事はいろいろな食材を適度に摂るのが良いのかも知れませんね。


健康に不安を感じたら蒲田中央整骨院にご相談下さい。



2016年11月12日(土)

 アンチドーピング
投稿:yamada

先日、アンチドーピング講習会に行ってきました。


ドーピングとは「競技能力を増幅させる可能性がある手段(薬物あるいは方法)を不正に使用すること」です。


では、なぜドーピングは良くないのか? それには次のようなことが言われています。


1.フェアプレイの精神に反するため
   スポーツは統一したルールのもと、公平に競い合うことが前提となっているが、ドーピン
   グは公平性と真っ向から反する行為。

2.健康を害するため
   ドーピングにより、使用者の心身に悪影響を与える副作用(死亡例もあり)が確認されて  
   おり、競技者等の安全や健康を守るためにもドーピングは禁止されている。

3.反社会的行為であるため、社会や青少年に悪影響を及ぼすため
   選手がドーピングに手を染めていれば、そのスポーツを目指す者だけではなく、その選
   手にあこがれる者にもドーピングをよしとする風潮が蔓延し、結果として社会全体に悪影
   響をあたえるため。

4.スポーツの価値を損うため
   リオオリンピックでもありましたが、安易なドーピングを行うことで、その種目自体の信頼
   性を損ないスポーツ固有の価値を損なうことになる。


日本では東京オリンピックに向けて多くのスポーツでドーピング検査の導入をしていたり、導入の検討を始めています。


ドーピング検査は良いことだと思いますが、急速に広まると、予想外の問題が起こる事も多いので、東京オリンピックまでにはそのような問題がクリアされることを願います。



スポーツ外傷でお悩みの方は蒲田中央整骨院にご相談下さい。


2016年11月7日(月)

 飲酒と乳ガン
投稿:yamada

世界がん会議(World Cancer Congress)がフランスのパリで10月30日から11月3日に掛けて行われています。


この中で、国連(UN)の国際がん研究機関(IARC)のケビン・シールド(Kevin Shield)氏は女性の飲酒は乳ガンに関係があり飲酒量が増えるに従ってガンの発症リスクが高まると述べています。


少し古い統計ですが、女性の飲酒割合と飲酒量は共に1984年に比べ2003年はどちらも高くなっています。


飲酒量の増大は乳ガンのみならず食道ガンや大腸ガンにも影響を与えるだけではなく、生活習慣病にも関係しますので、飲まない日を作ることをオススメします。


昔は「酒は百薬の長」といいましたが、それは飲酒をする機会が少なかった頃の話し。今はいかに飲まない日を作るかが健康の秘訣となる方が大勢います。


飲む機会の多い方はアルコール管理で健康を取り戻しましょう。



健康に不安を感じる方は蒲田中央整骨院にご相談下さい。



2016年11月3日(木)

 鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)とそのケア
投稿:yamada

鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)はサッカー選手に多く見られ、症状としてランニングや起き上がり動作時、サッカーならキックの動作などで腹部に力を入れたときに鼠径部や内転筋部、下腹部などに痛みが生じます。


この症候群は一度なると治りにくいのが特徴で、疼痛部のマッサージや筋力強化だけでは中々改善が見られません。


選手の方を見ていると、体幹から下肢にかけての協調運動がうまくいっていない場合が多く、その原因として柔軟性の低下や、筋力の低下や筋力の低下に伴う不安定性と不自然な使い方があります。


蒲田中央整骨院では、マッサージだけではなく体幹や股関節部などの可動性や安定性、協調性の問題を評価し、それを修正するために筋力訓練、協調運動訓練といったアスレチックリハビリテーションを行っています。


スポーツ外傷でお悩みの方は蒲田中央整骨院にご相談下さい。



2016年10月22日(土)

 タンパク質の摂り過ぎとガンの関係
投稿:yamada

ここでいうタンパク質は植物性タンパク質ではなく動物性タンパク質をいっています。


ある文献によると50〜65歳の方は動物性タンパク質を摂りすぎている方は、そうでない方に比べると死亡するリスクが2倍、しかもガンによる死亡率が4倍になるとの報告があります。


では、どのくらいが目安のなるかというと 50〜65歳の場合には、体重1kgにつき、約0.8gが1日の基準となり、体重が約60kgの人はおよそ48g、70kgの人は56gとなる(納豆40g1パックでタンパク質6.4g、牛肉赤身肉100gで20.2g)。


では、なぜ動物性タンパク質の食べ過ぎが良くないのか?


その理由の一つとしてNeu5Gcという糖の一種が挙げられています。


この糖はガンの一因になるともいわれ赤身肉、特にモツの部分に多く見られ(ブタの場合)、加熱調理することで、その濃度が上がる事も分かっています。


ただし、65歳以上になると、タンパク質の吸収率も下がるため、体重1kgにつき、約1.2gのタンパク質が必要になります(体重が約60kgの人はおよそ72g、70kgの人は84g)。このため、65歳以上の方に関して言えば、タンパク質を多く摂っていても死亡するリスクは上がらないそうです。


食事には年齢に応じた食事がいいそうですが、このような文献を見ても年齢に応じた食事が大切な気がしますね。


健康に不安を感じたら蒲田中央整骨院にご相談下さい。


2016年10月20日(木)

 乳がん発症を抑える遺伝子発見?
投稿:yamada

ニュースで乳がん発症を抑える遺伝子発見とありました。


この遺伝子はNrk 遺伝子といい、「マウス」に存在する物で、この遺伝子と同じ機能を持つ遺伝子は人にも存在するといわれています。


この遺伝子が関与して作られるNrk(タンパク質リン酸化酵素)は、授乳期に卵巣でエストロゲン産生に関与することにより、乳腺上皮細胞の過増殖を防いでいることが示唆されています。


このことにより、乳がんを発症する仕組みの解明や治療などにつながる可能性があるのですが、今の段階ではまくまでもヒトではなくマウスの乳ガンの理解について一歩進んだ状態といえます。


女性の部位別ガン罹患率の中で最も多いのは乳ガン。


この様な研究の積み重ねで診断や治療が進歩しますが、1日でも早く確立していくといいですよね。






2016年10月18日(火)

 普茶料理と健康
投稿:yamada

昨日、宇治の万福寺松隠堂にて普茶料理のイベントが行われていたそうです。


普茶料理の「普茶」とは「普く(あまねく)大衆と茶を供にする」という意味を示すところから生まれた言葉で、すべての衆が佛恩に応え報いるための料理です。


また、席に上下の隔たりなく一卓に四人が座して和気藹藹のうちに料理を残さず食するのが普茶の作法で、禅宗では「五観の偈(ごかんのげ)」という厳しい戒律のもとおこなわれます。


この普茶料理は「医食同源」に通じる物でごま油や葛を用いるのも一つの特徴となります。


食事から健康を見直す。飽食の時代と言われ久しいですが、普段の食事を見直すのも良いかもしれませんね。



※「五観の偈(ごかんのげ)」

一 計功多少 量彼来処 : 功の多少を計り彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る。

二 忖己コ行 全缺應供 : 己が徳行(とくぎょう)の全欠を[と]忖(はか)って供(く)に応ず。

三 防心離過 貪等為宗 : 心を防ぎ過(とが)を離るることは貪等(とんとう)を宗(しゅう)とす。

四 正事良薬 為療形枯 : 正に良薬を事とすることは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為なり。

五 為成道故 今受此食 : 成道(じょうどう)の為の故に今この食(じき)を受く。


健康に不安を感じたら蒲田中央整骨院にご相談下さい。


2016年10月13日(木)

 肝硬変と睡眠
投稿:yamada

肝硬変改善のホルモンを発見というニュースが出ていました。


そのニュースでは『脳下垂体から成長ホルモン(GH)が分泌されない「成人GH分泌不全症」の患者にNASHが多いことに着目。NASHや肝硬変のマウスに、GHによって肝臓で作られるホルモン「IGF-1」を投与したところ、炎症や脂肪沈着、線維化の改善が確認できたという。』ということが書かれています。


ここに出てくるNASHとは「非アルコール性脂肪性肝炎」のことをいい、この記事はNASHの改善に成長ホルモンが(GH)関与していると言い換えることができ、GHは成人であっても夜寝ている時間に分泌されるという特徴があり、肝臓だけではなく体の代謝にも関与しています。


ところが、NASHを患う方は睡眠時間が短い傾向があるのですが、GHは睡眠と密接な関係があるのです。


成長ホルモン(GH)は夜遅く寝るよりも22時頃から2時頃まで寝る様にした方が分泌が良いため、GHの分泌を促すためには早く寝ることがいいのです。


夜遅く眠り睡眠時間の短い方はGHの恩恵を少なくしか受けることができないだけではなく、肝臓で作られる「IGF-1」の産生も少なくなり、NASHになるリスクを増やしているのです。


非アルコール性脂肪肝といわれている方は今より少し早く寝る週間を身につけた方が良いかもしれませんね。


健康に不安を感じたら蒲田中央整骨院にご相談下さい。


2016年10月12日(水)

 歩行と健康
投稿:yamada
2011年に出された論文”Gait speed and survival in older adults.”によると1秒間に1メートル以上のスピードで歩く人は平均的な歩行スピードである1秒間に0.8メートルの方に比べ、寿命が長いくなる可能性を示唆しています。
 
では、1秒間に1メートル以上のスピードとはどれくらいのスピードかというと、横断歩道を信号が変わって渡り始め、赤になる前にたどり着くスピードになります。
 
私たちの歩行は、横断歩道を渡る時には無意識のうちに歩くスピードが速まりますので、そのスピードで歩ける方は寿命が長い可能性があるかもしれないということです。
 
現在、横断歩道を渡る時に、すぐに赤になって冷や冷やしている方は寿命のためにも安全のためにも速く歩く練習が必要かも知れません。
 
速く歩けなくなる理由はたくさんありますが、私たち柔道整復師がお手伝いできることはたくさんあります。歩き方がおぼつかなくなる前に一度、蒲田中央整骨院にご相談下さい。
 


2016年10月12日(水)

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