肝硬変と睡眠 |
投稿:yamada |
肝硬変改善のホルモンを発見というニュースが出ていました。 そのニュースでは『脳下垂体から成長ホルモン(GH)が分泌されない「成人GH分泌不全症」の患者にNASHが多いことに着目。NASHや肝硬変のマウスに、GHによって肝臓で作られるホルモン「IGF-1」を投与したところ、炎症や脂肪沈着、線維化の改善が確認できたという。』ということが書かれています。 ここに出てくるNASHとは「非アルコール性脂肪性肝炎」のことをいい、この記事はNASHの改善に成長ホルモンが(GH)関与していると言い換えることができ、GHは成人であっても夜寝ている時間に分泌されるという特徴があり、肝臓だけではなく体の代謝にも関与しています。 ところが、NASHを患う方は睡眠時間が短い傾向があるのですが、GHは睡眠と密接な関係があるのです。 成長ホルモン(GH)は夜遅く寝るよりも22時頃から2時頃まで寝る様にした方が分泌が良いため、GHの分泌を促すためには早く寝ることがいいのです。 夜遅く眠り睡眠時間の短い方はGHの恩恵を少なくしか受けることができないだけではなく、肝臓で作られる「IGF-1」の産生も少なくなり、NASHになるリスクを増やしているのです。 非アルコール性脂肪肝といわれている方は今より少し早く寝る週間を身につけた方が良いかもしれませんね。 健康に不安を感じたら蒲田中央整骨院にご相談下さい。 |
2016年10月12日(水) |
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