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 飽和脂肪酸と健康
投稿:yamada

飽和脂肪酸とはラードやバターなど、肉類の脂肪に多く含まれているもので、近年は心臓の健康を保つために摂る量を減らす事が推奨されています。


ところが、今月の「British Journal of Sports Medicine」では少なくとも男性では飽和脂肪の摂取量が冠動脈疾患の死亡リスクに影響しないという結果が出ていました。


実は似たような報告が2014年の「Annals of Internal Medicine」でも報告されており、飽和脂肪酸と心疾患の関係には決め手となる証拠はまだ見つかっていない状態にあります(ただし、飽和脂肪酸の摂取過多は糖尿病のリスクとなるなど他の疾患のリスクにはなる)。


これとは別に、飽和脂肪酸の量を減らすと脳卒中のリスクが増えることも示唆されています。


このようなこともあり、日本人の食事摂取基準では飽和脂肪酸について全カロリーの4.5%が摂取下限、7%が摂取上限であると考えられています。


最近の風潮を見ると、テレビや雑誌などでこれが悪い食品と書いてあると、その食品を摂らなくなるという方をよく見かけますが、やっぱり食事はバランスが大切なのかも知れませんね。


2016年10月7日(金)

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