iPS細胞とパーキンソン病 |
投稿:yamada |
2014年に網膜手術に用いられたiPS細胞。
来年はパーキンソン病の治療に用いられる可能性が強くなってきました。
パーキンソン病とは脳の中で神経伝達物質のドーパミンを作る細胞が機能しなくなることで、筋肉を思うように動かせなくなったり、手が震えたり、自律神経の働きが悪くなったりする病気のことです。
パーキンソン病で現在使われる薬は根本治療になるものではなく、多くは症状を抑えたり、で進行を少しでも遅らせることを目的で使われています。
今回、iPS細胞を使った治療法が成功すれば、根本治療の道が少しでも開かれるかもしれないのです。
私が担当している患者様も治験でもいいから試したいという方がいるぐらい患者様も注目しています。
一日でも早く治療法が確立されることを願わずにはいられません。 |
2016年9月21日(水) |
<< 台風16号 2016.9.20 |
秋分の日 >> 2016.9.21 |
はじめのページに戻る |