がん治療に躍進? |
投稿:takakuwa |
「がん」という病名を聞いたことがないひとは、ほぼいないと思います。 国立がん研究センターによると、 2013年データに基づく「生涯でがんに罹患する確率」は、 男性で62%、女性で46%と、ほぼ2人に1人の割合です。 また、2016年データに基づく「生涯でがんで死亡する確率」は、 男性で25%(4人に1人)、女性で16%(6人に1人)、 いかに身近な病気であるかということがわかります。 特に乳房のがん(=乳がん)は、2013年において罹患数は女性で1位ながら、 初期症状は自身では判別しにくく、早期発見が難しい疾患です。 (日本以外でも、女性のかかるがんの中では最多といわれています) そんな現状を見て、ひとりでも多くの患者を救うべく、 メキシコの青年が早期発見のための下着を開発したのだそうです。 がんというのは悪性腫瘍とほぼ同義なのですが、 その腫瘍が発生する際、乳房には血液流入による体温上昇が起こり、 皮下組織の柔軟性にも変化が現れます。 1週間のうち1時間、その下着をつけてすごすことで そのパターン等をバイオセンサーが組み込まれたパッチで検出し、 スマートフォンやタブレットにあらかじめインストールしたアプリへ送信、 罹患リスクがあった場合に教えてくれるのだとか。 いずれは日本進出も視野に入っているそうですし、 この仕組みを別のがんに応用して、というのもできるかもしれません。 がんという疾患は、飲酒・喫煙や食生活、運動不足の見直し等、 生活習慣の改善で罹患のリスクを減らすことはできますが、 完全に予防できるものではありません。 しかし、このような形で早期発見さえできれば、 すぐに命に関わることは少ないものでもあります。 また、最近では京都大学iPS細胞研究所でも、 がん治療に有益な研究結果が発表されており、 今後のがん治療にすこし明るい展望が見えてきそうです。 |
2018年5月25日(金) |
<< 今月の蒲田中央整骨院は。。。 2018.5.11 |
今月の蒲田中央整骨院は。。。 >> 2018.6.18 |
はじめのページに戻る |