「胸郭」のたいせつさ |
投稿:takakuwa |
先天的に胸骨がなく、体外に心臓が露出したまま生まれるという症例なのですが、 生後わずか3週間の女の子が、3度に分けて行なわれた手術に、見事耐えきったそうです。 国内では暗いニュースも多いこのごろでしたが、医師チームの努力にも人間の生命力にも感服します。 このニュースに関連して……というわけでもありませんが、 蒲田中央整骨院で行なっている施術についてお話しさせてください。 胸骨、肋骨、そして胸椎(いわゆる背骨と思ってください)で構成される場所を「胸郭」と呼び、 心臓や肺をはじめとする大切な臓器をがっちりと囲んで守っています。 そして、胸骨と肋骨(正確にはそこからつながる肋軟骨)とからなる関節を「胸肋関節」といいます。 この胸肋関節というのがなかなかの曲者で、ふだん動きを意識しない関節ですし、動きの大きさ自体は実際少ないのですが、 ここの動きの悪さなどの影響で、肩の可動域や姿勢のゆがみに関わってくることもあるのです。 わたしが施術を担当している「猫背矯正」でも、この胸肋関節の調整をしていくことがあります。 かなり動きが悪くなっている場合だと痛みを伴うことも少なくないのですが、 ほんの少しの動きでも1回でかなり呼吸のしやすさが変わる例もあります。 詳しくは気軽にお尋ねください。 (※ただし、特に女性にとってはデリケートな部位なので、@施術の優先度が高い症状でA事前に尋ねて承諾を得た場合、のみ行なっています) |
2017年12月14日(木) |
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